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【悲報】俺、密かに書いてた小説が嫁に見つかるwwwww

1: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:36:17 ID:vNR
じっくり読むなよ……

5: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:37:17 ID:UfG
ジャンルによるね

9: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:38:16 ID:91X
小説じゃなくてラノベだろWWW
カッコつけんなハゲWWW


10: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:40:22 ID:vNR
一応、推理系の人間模様系
俺、金田一耕助が好きなんだよね
で、そのパクリ的な奴





元スレhttp://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1422506177/


12: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:40:57 ID:iBh
なんの為に書いてたのそれ

13: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:41:37 ID:vNR
>>12
最初は文字書くのに慣れるためかな
万年筆買って、原稿用紙買って、こそこそ書いてた


17: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:42:30 ID:A3U
>>13
手書きかよ


20: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:43:57 ID:vNR
>>17
そうそう
序盤に間違ってた時の絶望感たるやwwwww


22: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:45:54 ID:A3U
>>20
何歳?


24: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:46:28 ID:vNR
>>22
30歳


18: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:42:38 ID:UfG
書きかけ?完結してるの?
嫁が続きをwktkしてたら1の勝ち!


21: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:45:06 ID:vNR
>>18
「ふ~ん……」って感じだった
感想は聞けてない
俺が逃亡したし


23: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:46:27 ID:oYT
今時紙とは感心

25: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:46:53 ID:vNR
>>23
手書きなかなかいいよ
なんか捗る


27: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:47:33 ID:A3U
いつから書き始めたの?

30: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:49:09 ID:vNR
>>27
まだ一ヶ月くらい
書いては修正みたいな
その度に、原稿用紙ぐしゃぐしゃってしてゴミ箱ポーイ
なんか一昔前の作家になった気分になれるwwwww


32: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:52:23 ID:iBh
今後、嫁が何の脈絡もなく「プッ」とか吹き出す場面が頻発するな

33: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:52:58 ID:vNR
>>32
おいやめろ


35: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:55:26 ID:VyK
早く帰らないと嫁がどこかの雑誌に投稿しちゃいます

38: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:56:15 ID:vNR
>>35
まだ完結してないからそれはないwwwww


37: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:56:00 ID:iBh
それどころかお友達に公表されちゃいます

39: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:56:43 ID:vNR
>>37
ぅわああああああああああああああ


40: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:56:51 ID:hkg
今頃、嫁が2chにスレ立ててたりして

41: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:57:01 ID:nUL
【速報】旦那が密かに執筆した小説発見wwwww



とか立ったらいいな


44: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:57:51 ID:vNR
>>4041
嫁は2ちゃんなんて覗かないからそれはないwwwww



……え?ないよな?


42: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:57:42 ID:3WT
新連載!>>1の金田一!
読者の声
・全米が、鼻で笑うわ(主婦)


45: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:58:56 ID:vNR
>>42
さすがに金田一の名前は使ってない
ただ、めっちゃ影響されまくり


46: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:58:58 ID:YxL
(今頃スレ建てて泣きついてるだろうなぁ)

48: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:59:54 ID:vNR
>>46
無駄にリロードして確認したやないかい
どうしてくれる


47: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)13:59:43 ID:3WT
>>1の、黒歴史

50: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:00:35 ID:vNR
>>47
いやマジで
この年で黒歴史を作ることになるとはな


49: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:00:20 ID:iBh
嫁にその小説の件に触れられるのと一切触れられないのとどっちが良い?

51: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:01:29 ID:vNR
>>49
そっとしててほしい
出来れば一言、「頑張ってね」がほしいかも
どちらにしても悶絶するだろうけど


52: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:01:55 ID:YxL
「いいじゃん、続き書けたら見せてよね」

53: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:02:42 ID:vNR
>>52
う、うん……////


54: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:02:51 ID:nUL
俺はピクシブに投稿してた二次創作の小説が同僚にバレて温かい目で肩叩かれたよ。

55: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:03:37 ID:vNR
>>54
それ、暖かくない
同情の目や


57: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:08:58 ID:hkg
>>54
そもそもどうしてバレたんだ?
職場で書いてたとか?


60: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)14:12:20 ID:nUL
>>57
その時は携帯で書いてたんだが職場に忘れて中身見られた。


61: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)15:04:04 ID:UfG
でも嫁友の集いなんかで旦那の趣味とかが話題に上がったとき
「趣味は小説書き」なんかだとイメージ悪くない気がする
アニヲタやゲーマーより世間受けは悪くないと思うよ


62: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)15:48:15 ID:vNR
>>61
でもさ、絶対「見せて!」ってなるじゃん?
俺死ぬじゃん?


64: 名無しさん@おーぷん 2015/01/29(木)16:25:21 ID:6TU
冒頭でもいいから見せろよ

65: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)14:10:12 ID:i79
>>64
冒頭だけでいいなら
あ、1です


66: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)14:19:53 ID:i79
 昭和三十四年、第二次世界大戦からの復興は進み、日本全体が目まぐるしく変化していた。敗戦の痛みも薄れ、人々は、新しい時代の到来を感じていた。
こと、首都東京においても、その風景は変わり続けていた。岩戸景気の波に乗り、街には多くの建設物が建ち並び、二年前から着工した東京タワーも竣工したばかりである。
 そんな都会の片隅にある小さな雑居ビル、その一室は明かりも灯らず、薄暗さに包まれていた。
窓から射し込む陽光は、空気中に舞う埃を鮮明に浮かび上がらせる。それもそうであろう。なにしろその部屋はろくに掃除もされておらず、机や棚には資料とおぼしき書類やファイルが、所狭しと積まれていた。
それらの表面にも埃が積り、見るだけで息苦しさを覚えてしまう。
 しかしながら、その部屋にも主がいた。机に顔を伏せたまま、呑気に鼾をかく男性こそその者である。
 彼の名は、緒方宗助。私立の探偵を営んでいる。とは言っても、間もなく正午だというのに未だに鼾をかいているところから見ると、決して順調な経営とは言えないのかも知れない。
だが、当の本人はあまり気にしていないようだ。その証拠に、彼は実に幸せそうな顔をしながら、頬をかき、涎を垂らしていた。彼の頭には、来客という考えはないのかもしれない。
 だが、この日はいつもと違っていた。
「ごめんください……」
 小さな女性の声と共に、部屋の出入り口である木製の片開き戸は開かれた。


67: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)14:22:02 ID:i79
こんな感じ

68: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)14:37:50 ID:Stx
すげー!
ちと読みづらいが続き気になるし読みたいんだが
マジで


70: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)14:41:40 ID:WnL
いいじゃん
嫁さんが読んでるとこ想像すると微笑ましくも思える


71: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:09:49 ID:i79
叩かれるかと思ってたからビックリしたwww
なんかうれしいもんだな、こう言われるの
もう少しうpしようか……


73: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:19:45 ID:1pR
続き読みたい

75: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:24:36 ID:W9k
文章うまいな

74: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:21:18 ID:i79
じゃあもう少しだけうpさせていただきます

77: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:30:25 ID:i79
 外からの光が室内を照らせば、雑然とした様子を一段と露わにする。空気の流れが生じたからか、ふわふわと浮かんでいた埃が一斉に動き始めた。
それを吸い込んだのだろうか。入り口に立つ人物は軽く咳をしていた。
 その人物は、女性だった。ベージュ色のスーツを着て、手にはハンドバッグを持つ。長い黒髪はブローチで束ねられ、背後でさらさらと揺れる。清楚なその外見は、散らかった部屋とは全くの不釣合いであった。
女性は白いハンカチで口元を押さえ、室内を見渡しながらゆっくりと進んでいく。そして宗助の傍まで辿り着き、依然として机に伏す彼の体を静かに叩いた。
「あの……。すみません」
「は、はい!?」
 それまで一切起きる気配のなかった宗助であったが、突然の呼び掛けに驚き、慌てて顔を上げた。そしてあまりの勢いに、後方にバランスを崩し、椅子ごと倒れてしまった。
「だ、大丈夫ですか?」
 女性は心配そうに宗助に訊ねる。彼は頭を手で押さえながら、ゆっくりと起き上がった。


78: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:32:57 ID:i79
「はい。なんとか……」
 そこまで言ったところで、彼はようやく女性の存在に気付いた。
「……あの、あなたは……」
 彼の言葉に、女性は会釈する。
「私は、敷島洋子と申します。今日は、あなたに依頼があって参りました」


80: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:40:25 ID:i79
「すみませんねぇ。少々散らかっていまして……」
「は、はぁ……」
 宗助は部屋の中央にあるテーブルの上から書類を運び出し、せっせと話を聞くための準備をしていた。一方洋子は、そんな彼の姿を見つめる。
身長は高くもなく低くもない。ぼさぼさの頭に寝間着のような濃緑色の着物。やや彫りの深い顔には無精ひげが蓄えられ、へらへらと媚を売るように笑みを浮かべる。
彼女にとって探偵というもののイメージは、洞察力が鋭く、その眼光は全てを見抜く。
そんな想像上の探偵とは、彼はあまりにもかけ離れている。とてもではないが、頼りになるようには見えない。気が付けば、洋子の口からは溜め息がもれていた。
「それで、依頼というのは?」
 片付けも一段落ついたところで、宗助は軋む椅子に腰をかけ切り出した。その様子に、洋子は一度咳払いをした後、静かに口を開いた。
「……実は先日、私の元に、とある手紙が届きました」


81: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:46:39 ID:i79
「手紙、ですか?」
「はい。それが、この手紙なんですが……」
 陽子は、ハンドバッグから一通の便箋を取り出し宗助に渡す。彼は会釈の後、中の手紙を取り出し目を通す。
「……これは、招待状ですか?」
「そのようです」
 更に宗助は、その差出人に着目する。
「……日下部、秀子……」
「はい。その方が呼んでいるようで」
「しかしここには、日下部家当主の危篤につき急ぎ赴くようにとありますが……。あなた、確か姓は敷島でしたよね?なんだってあなたが?」
「敷島は、母の姓なんです。ですから、私の父が関係しているのかもしれません」
「……かも、というのは?」
 すると陽子は、少し言いにくそうに表情を落とした。宗助は下手に催促することはせず、黙して彼女の言葉を待った。
「父は……分からないのです」


82: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)18:57:18 ID:3qg
情景の表現が俺の好み

83: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)19:05:26 ID:i79
「それは、なぜかと聞いても?」
「いえ、大したことではないんです。ただ、私が物心ついた頃には既に父はいなくて、母はただ遠くで働いているとしか言ってくれなく……。そんな母も数年前に他界し、私は母の親戚の家に住まわせてもらい、結局分からずじまいで……」
「そうですか……。いや、大変でしたね」
「いえ、そんな。母との生活は楽しかったですし、親戚の方も親切にしてくれましたので。母も、父を恨んではいませんでした」
「それはよかったです。しかし、そこでこの手紙ということは……。あなたのお父さんは、もしかしたら日下部家に所縁のある人物なのかもしれませんね」
「私もそう思いました。ですのですぐにでも行こうとしたのですが……そこで、今度はこの手紙が……」
 そして洋子は、更に一通の便箋を取り出す。それは、異様なものだった。新聞の切り抜きで宛名が書かれ、差出人の名前はない。手紙を取り出せば、その文字もまた全てが宛名と同様に新聞の文字を使用されていた。そしてそこには、こう綴られていた。
 敷島洋子に告グ。
 日下部家ニは、近付くコトなかレ。
 遺恨の念ハ渦を巻キ、流れ出ル。
 オ前が引キ金とナり、全テを飲み込ム。
 そして、数多クの血が、お前ノ身を濡ラスであろう。
「……脅迫状……」
 洋子は、小さく頷いた。


84: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)19:07:19 ID:i79
とりあえず、ここまで
句読点、多いかな?


86: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)19:35:10 ID:ycE
お、まだこのスレ生きとったんか
昭和の匂いがする雰囲気ってノスタルジーを刺激されてええよな
句読点多いけど面白いと思うで


89: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)21:15:19 ID:i79
まだまだ序盤も序盤なんで、たぶん完成までにはかなり時間かかるかも
出来たらまた顔出すから
意欲が出た
ありがとう


91: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)21:31:43 ID:w2J
楽しみー!

92: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)23:03:03 ID:i79
とりあえず、こっちにも転記しながら書いてく
暇だったら軽く見てて


コメント一覧

  1. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    おもしろい!ベタな話の展開だけどそれがいい

  2. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    自分の好きなことは気にせず続けておkむしろ、趣味がある人の方がいいと思うがんばれ|ω・)

  3. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    いいね!続きが読みたくなる

  4. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    もはや小説ブログ作った方が良いんじゃね?

  5. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    かわいい

  6. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    まーた小説家()が出てきたかと思って開いた俺を許してくれ…

  7. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    冷やかそうかと思ったら、意外と上手かった件嫁は普段の旦那を見てるから感情移入しにくいかもね

  8. 名無しさん@2ろぐちゃんねる より:

    なかなか読ませる文章だなぁ無名探偵思い出したぜ

コメント

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