大地震の時より閑散とする銀座に韓国の反応「韓国の方が自営業の割合が高くて打撃がさらに大きい」

コロナのために今自営業者が大変なのは日本でも同じことだ。今年コロナで閉店したレストランは、9年前の東日本大震災のときより多いという。
銀座通りを、ただ見ただけでは普段とあまり変わって見えないように見える。

12月に入り、銀座通りも年末の雰囲気が漂っている。色とりどりの照明や街路樹の装飾も色鮮やかだ。4月に緊急事態宣言が出された時と比べると、かなり活気を取り戻したように見える。しかし、1年前と比べると状況は完全に異なるものとなっている。
元々は中国人観光客を乗せた大型観光バスが並んでいたところも、外国人観光客の足は途絶えており、閑散としている。

東京都は現在営業時間短縮を実施している。
すなわち、一般商店は大体午後8時に閉まり、お酒を売る飲食店も夜10時までだけの営業だ。

大通りの奥に入ってみると、街中も殺風景だ。
外国人観光客や高級客の接待中心の飲食店が多いので、コロナの直撃を受けている。
先日、閉まっていた鮨屋の主人に話を聞くと、「緊急事態宣言前の4月1日から4、5月の営業を断念した。振り返ってみるととても腹が立ちます。私が悪いのでもないのに出なければならないし、ローンを何百万円も借りたのに…」と答えた。

看板に灯りが点いているものの、店が空っぽのところも多い。
実際、銀座商圏に登録された店舗1100ヵ所のうち、100ヵ所以上がコロナで閉店に追い込まれた。
これは銀座だけではない。
今年に入って閉店した飲食店は、2011年の東日本大震災の時より多いと予想されている。