1:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:20:30.43 ID:CAP_USER*.net
小説を書く人工知能の開発を目指す研究プロジェクトの報告会が21日、東京で開かれ、実際に人工知能を使って書かれた小説が紹介されました。
このプロジェクトは人工知能を使ってSF作家、星新一さんの作風を受け継いだ新作の小説を生み出すことを目指して4年前から進められています。
21日に東京・港区で開かれた報告会には、プロジェクトに参加する人工知能の研究者らおよそ150人が参加しました。
報告会では、プロジェクトを統括する公立はこだて未来大学の松原仁教授が現状を紹介し、人工知能を使って書いたショートショート4作品を星新一さんにちなんだ文学賞、「星新一賞」に応募したところ、受賞はならなかったものの一部が一次選考を通過したことを明らかにしました。
松原教授は「一次選考を通過したことは快挙だ」としながらも、「現在の人工知能ではあらかじめストーリーを決めるなど人間の手助けが必要な部分が多く今後、さらに研究が必要だ」と述べました。
また、応募作に使われた人工知能を開発した名古屋大学の佐藤理史教授は、「人工知能が一から小説を書いたと言い切れるまでには至っていないが、数千字に及ぶ意味のある文章を書くことができたのは大きな成果だ」と述べました。プロジェクトでは今後、ストーリーを自動で作り出す人工知能も研究していて、2年後をめどに人工知能が小説を書き上げることを目指すということです。
■つながりのある文章書く能力を重視
小説を書く際にはストーリーを考え出す能力と、そのストーリーに沿って文章を書く能力の2つの能力が必要となります。
今回、星新一賞に応募した人工知能の一つでは、つながりのある文章を書く能力を高めることが重視されました。
応募作では冒頭に「その日は、雲が垂れ込めた、どんよりした日だった。部屋の中は、いつものように最適な温度と湿度。洋子さんは、だらしない格好でカウチに座り、くだらないゲームで時間をつぶしている」と書かれています。
この文章を作り出す際にはまず、人間が冒頭の文章に「いつ」「どんな天気で」「何をしている」という要素を盛り込むように指示します。
どんな天気で、何をしているのか具体的な指示はしません。すると人工知能が関連のあることばを自動的に選び出し、その日が、「どんよりとし」ていたことや、部屋の中は快適であるなどの要素を文章の形に整えて表示します。
このとき、仮に人工知能が「風が強い」天気を選んだ場合にはそれに合わせて、その次の文章も「窓を締め切った部屋」などと自然な文脈となるように自動的に調整されます。
これを繰り返すことで意味のつながる長い文章が書けるようになったということです。一方でストーリーについてはまだ人間が細かく指示しなくてはなりません。
応募作ではヒマをもてあました人工知能が、「小説」と称する数字の羅列を考え出すのに没頭し仕事をしなくなるというストーリーになっていますが、物語の流れは人間が考え、それに沿って人工知能が文章を書いたということです。
■「これだけの作品が来るとは」
今回の星新一賞には、人工知能が関わった小説合わせて11作品の応募があったということです。
審査員を務めた作家の東野司さんは「これだけの作品が来るとは思っていなかった。ストーリーを練り込めばさらに上の選考を通過する可能性も十分にあると思う。SF作品を書いている立場としていつか、人工知能が人工知能のための小説を書く日が来るのではと楽しみにしている」と話していました。
■松原教授「ようやく小説らしい形に」
今回のプロジェクトを統括している公立はこだて未来大学の松原仁教授は「ようやく小説らしい形にして応募するところまできたが、現時点では貢献度としてはAIが2割で人間が8割というのが実感だ。今後、ことばを自由に操る人工知能を開発することで人間がどうやって小説を生み出しているのか人間の創作活動の仕組みをより深く理解することにもつながるはずだ」と話していました。
(※続く)
NHK 3月21日 19時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010451071000.html
このプロジェクトは人工知能を使ってSF作家、星新一さんの作風を受け継いだ新作の小説を生み出すことを目指して4年前から進められています。
21日に東京・港区で開かれた報告会には、プロジェクトに参加する人工知能の研究者らおよそ150人が参加しました。
報告会では、プロジェクトを統括する公立はこだて未来大学の松原仁教授が現状を紹介し、人工知能を使って書いたショートショート4作品を星新一さんにちなんだ文学賞、「星新一賞」に応募したところ、受賞はならなかったものの一部が一次選考を通過したことを明らかにしました。
松原教授は「一次選考を通過したことは快挙だ」としながらも、「現在の人工知能ではあらかじめストーリーを決めるなど人間の手助けが必要な部分が多く今後、さらに研究が必要だ」と述べました。
また、応募作に使われた人工知能を開発した名古屋大学の佐藤理史教授は、「人工知能が一から小説を書いたと言い切れるまでには至っていないが、数千字に及ぶ意味のある文章を書くことができたのは大きな成果だ」と述べました。プロジェクトでは今後、ストーリーを自動で作り出す人工知能も研究していて、2年後をめどに人工知能が小説を書き上げることを目指すということです。
■つながりのある文章書く能力を重視
小説を書く際にはストーリーを考え出す能力と、そのストーリーに沿って文章を書く能力の2つの能力が必要となります。
今回、星新一賞に応募した人工知能の一つでは、つながりのある文章を書く能力を高めることが重視されました。
応募作では冒頭に「その日は、雲が垂れ込めた、どんよりした日だった。部屋の中は、いつものように最適な温度と湿度。洋子さんは、だらしない格好でカウチに座り、くだらないゲームで時間をつぶしている」と書かれています。
この文章を作り出す際にはまず、人間が冒頭の文章に「いつ」「どんな天気で」「何をしている」という要素を盛り込むように指示します。
どんな天気で、何をしているのか具体的な指示はしません。すると人工知能が関連のあることばを自動的に選び出し、その日が、「どんよりとし」ていたことや、部屋の中は快適であるなどの要素を文章の形に整えて表示します。
このとき、仮に人工知能が「風が強い」天気を選んだ場合にはそれに合わせて、その次の文章も「窓を締め切った部屋」などと自然な文脈となるように自動的に調整されます。
これを繰り返すことで意味のつながる長い文章が書けるようになったということです。一方でストーリーについてはまだ人間が細かく指示しなくてはなりません。
応募作ではヒマをもてあました人工知能が、「小説」と称する数字の羅列を考え出すのに没頭し仕事をしなくなるというストーリーになっていますが、物語の流れは人間が考え、それに沿って人工知能が文章を書いたということです。
■「これだけの作品が来るとは」
今回の星新一賞には、人工知能が関わった小説合わせて11作品の応募があったということです。
審査員を務めた作家の東野司さんは「これだけの作品が来るとは思っていなかった。ストーリーを練り込めばさらに上の選考を通過する可能性も十分にあると思う。SF作品を書いている立場としていつか、人工知能が人工知能のための小説を書く日が来るのではと楽しみにしている」と話していました。
■松原教授「ようやく小説らしい形に」
今回のプロジェクトを統括している公立はこだて未来大学の松原仁教授は「ようやく小説らしい形にして応募するところまできたが、現時点では貢献度としてはAIが2割で人間が8割というのが実感だ。今後、ことばを自由に操る人工知能を開発することで人間がどうやって小説を生み出しているのか人間の創作活動の仕組みをより深く理解することにもつながるはずだ」と話していました。
(※続く)
NHK 3月21日 19時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010451071000.html
元スレhttp://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1458573630/
4:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:21:15.53 ID:CAP_USER*.net
>>1続き
■急速に発展する人工知能
AI=人工知能は最近、急速に発展しています。先週、アメリカのIT企業グーグルのグループが開発した人工知能が囲碁で、世界トップレベルのプロ棋士に勝利し、大きな話題となりました。
また、私たちの生活の中で、すでに利用が始まっているものもあります。例えば、インターネットの画像検索やスマートフォンの音声認識の技術には人工知能の技術が使われています。また、人工知能を搭載したロボットが店頭に立って来客の案内をする姿も見かけるようにもなりました。さらには、車の自動運転も実用化に向け、すでに試験が始まっています。
こうした人工知能の進歩に拍車をかけたのは、「ディープラーニング」と呼ばれる新しい技術の開発です。人間の脳の仕組みをヒントに作られたこの技術は、コンピューターに人間が詳細な命令を与えなくてもみずから答えを探し出すもので、学習すればするほどより精度の高い判断ができるようになります。この技術によってこれまで人間にしかできなかった複雑な判断が必要な分野にも人工知能が応用できると期待されています。
■人工知能で創作は可能か?
さまざまな分野に応用される人工知能ですが、今、注目を集めているのは、「創作」の分野です。
小説を書いたり、音楽を作曲したりといった創作能力はこれまで、人間にだけ備わっていると考えられてきました。しかし、すでに音楽の分野では「曲調」や「曲の長さ」などを入力すると自動的に作曲をする人工知能が日本の大学やアメリカの企業によって開発されています。また、人間の体のパーツや構造のデータを組み合わせて自動的に絵画を描く人工知能や人間が描いた絵に新たな要素を描き加えて絵を描くのを支援する人工知能なども開発されています。
一方、文芸の分野では俳句や和歌などの短い文章を書くことのできる人工知能は開発されています。
しかし、小説は文章をつなげて意味の通った物語にするだけでなく、さらに展開やおもしろさなども考える必要があります。人間の手を借りることなく、小説を一から書き上げることのできる人工知能はまだないのが現状です。ただ、この先、人工知能が急速に発展していけば人を感動させたり、おもしろがらせたりする作品を作ることができると考える研究者も多く、開発に向けて日々試行錯誤が続いています。
(終わり)
■急速に発展する人工知能
AI=人工知能は最近、急速に発展しています。先週、アメリカのIT企業グーグルのグループが開発した人工知能が囲碁で、世界トップレベルのプロ棋士に勝利し、大きな話題となりました。
また、私たちの生活の中で、すでに利用が始まっているものもあります。例えば、インターネットの画像検索やスマートフォンの音声認識の技術には人工知能の技術が使われています。また、人工知能を搭載したロボットが店頭に立って来客の案内をする姿も見かけるようにもなりました。さらには、車の自動運転も実用化に向け、すでに試験が始まっています。
こうした人工知能の進歩に拍車をかけたのは、「ディープラーニング」と呼ばれる新しい技術の開発です。人間の脳の仕組みをヒントに作られたこの技術は、コンピューターに人間が詳細な命令を与えなくてもみずから答えを探し出すもので、学習すればするほどより精度の高い判断ができるようになります。この技術によってこれまで人間にしかできなかった複雑な判断が必要な分野にも人工知能が応用できると期待されています。
■人工知能で創作は可能か?
さまざまな分野に応用される人工知能ですが、今、注目を集めているのは、「創作」の分野です。
小説を書いたり、音楽を作曲したりといった創作能力はこれまで、人間にだけ備わっていると考えられてきました。しかし、すでに音楽の分野では「曲調」や「曲の長さ」などを入力すると自動的に作曲をする人工知能が日本の大学やアメリカの企業によって開発されています。また、人間の体のパーツや構造のデータを組み合わせて自動的に絵画を描く人工知能や人間が描いた絵に新たな要素を描き加えて絵を描くのを支援する人工知能なども開発されています。
一方、文芸の分野では俳句や和歌などの短い文章を書くことのできる人工知能は開発されています。
しかし、小説は文章をつなげて意味の通った物語にするだけでなく、さらに展開やおもしろさなども考える必要があります。人間の手を借りることなく、小説を一から書き上げることのできる人工知能はまだないのが現状です。ただ、この先、人工知能が急速に発展していけば人を感動させたり、おもしろがらせたりする作品を作ることができると考える研究者も多く、開発に向けて日々試行錯誤が続いています。
(終わり)
2:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:20:47.20 ID:4Ksd3WAN0.net
AIって何の略?
172:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 07:33:05.10 ID:nk47cl/r0.net
>>2
あたま いいっす
あたま いいっす
194:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 10:15:22.52 ID:pmwnqBD90.net
>>2
マジレスすると
artificial intelligence
マジレスすると
artificial intelligence
6:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:22:56.09 ID:eKGQlhi70.net
すごいなあ
一次も通ったことない俺は尊敬する
マジリスペクトだぜ
一次も通ったことない俺は尊敬する
マジリスペクトだぜ
7:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:25:38.84 ID:Q9vHZR0q0.net
googleが作ってたら優勝してた
10:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:26:45.37 ID:6Tu4s2uA0.net
これ絶対に、発展を阻害してはダメ。
13:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:32:14.45 ID:jEyhRSLSO.net
ドラえもんの道具に自動でマンガを描く機械があったけど何十年後かに実現するかも
31:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:44:51.05 ID:KhFA4qNN0.net
>>13
あの機械でさえ大したの描いてなかったけどな
スペースシンドバットっつー
なんか鉄腕アトムとジェッターマルスにヒントを得てしまったようなヤツ
あの機械でさえ大したの描いてなかったけどな
スペースシンドバットっつー
なんか鉄腕アトムとジェッターマルスにヒントを得てしまったようなヤツ
71:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 01:40:44.28 ID:K/3Y5K8C0.net
>>31
マンガ家の作風を入力するしくみだからいまの売れ筋の作家の目のたまだけを入力してアシスタントに量産させるいまの出版社会の皮肉、
マンガ家の作風を入力するしくみだからいまの売れ筋の作家の目のたまだけを入力してアシスタントに量産させるいまの出版社会の皮肉、
14:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:33:47.57 ID:ky5yMT8N0.net
著作権はプログラマーにあるの?
37:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:49:34.72 ID:XVl+aOC40.net
>>14
たぶん、プロットなどのデータを入力した人
作曲ソフトやボーカロイドなどと同じ扱いになると思う
たぶん、プロットなどのデータを入力した人
作曲ソフトやボーカロイドなどと同じ扱いになると思う
16:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:37:17.95 ID:BdZ2P8cM0.net
人工知能の定義をこれからどうするかがポイント。
学習すれば人工知能か?
学習の内容はどの程度まで考慮するか?
学習すれば人工知能か?
学習の内容はどの程度まで考慮するか?
21:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:40:55.88 ID:SwIN2Ut10.net
これは面白いな
星新一賞でチャレンジってのも洒落が効いてて良い
星新一賞でチャレンジってのも洒落が効いてて良い
27:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:43:01.52 ID:QdceqH/E0.net
人類は進化を止め上位互換の知性を生み出した
29:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:43:59.08 ID:jSLFB0cV0.net
これ、プロットは人間が考えてて
人工知能はそこに言葉を当てはめただけだから
強いて言えばプロット考えた人が凄かっただけだぞ
人工知能はそこに言葉を当てはめただけだから
強いて言えばプロット考えた人が凄かっただけだぞ
35:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 00:48:19.51 ID:8rVH0Cbq0.net
作品を作る上で、一番しんどいのがネタで
文面は寧ろ少し崩れた方が味がでる
俺が生きてる間はミクが限界だろうな
文面は寧ろ少し崩れた方が味がでる
俺が生きてる間はミクが限界だろうな
58:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 01:22:14.70 ID:eEhNWgCY0.net
>>1
まだちと手前味噌感はあるな。
ストーリーを人間が決める、って、
そこかなりだいじなとこやん!
でも、開発は進めて欲しい。
まだちと手前味噌感はあるな。
ストーリーを人間が決める、って、
そこかなりだいじなとこやん!
でも、開発は進めて欲しい。
61:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 01:23:48.36 ID:Dz3XLAyR0.net
小説とか賞とかはまったく嘘ですが、実は>>1の記事を書き上げたのが人工知能
っていうのが星新一のイメージ
っていうのが星新一のイメージ
113:名無しさん@2ろぐちゃんねる: 2016/03/22(火) 02:18:20.76 ID:fORKIYOe0.net
>>61
このスレを読んでいる自分が実はAIだった。
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