1:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:08:08.65 ID:oceuD/t79
全身麻酔は大きな手術で使われる重要な医療技術です。
全身麻酔なしで手術を受けるというのは、考えられない話です。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/06/Depositphotos_183828260_s-2019.jpg
しかし、この「全身麻酔がなぜ人の意識を奪うのか」という詳しい原理については、医学はこれまで説明することができませんでした。
麻酔の原理がよくわかっていないという話は、ちょくちょく耳にしている人もいるかもしれません。
けれど、こうした医学ミステリーの古株も、とうとう最新技術を用いた研究を前に陥落したようです。
新しい研究によると、細胞膜内にある本来なら秩序だった脂質クラスターが、クロロホルムにさらされると短時間で無秩序になるということが原因とのこと。
最新の超解像度光学顕微鏡と、ショウジョウバエを使った実験で明らかにされました。
175年に渡る医学界のミステリー
西洋で初めて全身麻酔による手術が行われたのは、1846年のことでした。
ボストンのマサチューセッツ総合病院で行われた腫瘍患者の手術は「エーテルドーム」と呼ばれていて、ここで全身麻酔の効果が初めて実証されたのです。
この様子は、絵画にも描かれている歴史的な重要イベントでした。
実に175年も前から全身麻酔は利用されているわけですが、麻酔によって人が意識を失うメカニズムは、これまで不明のままでした。
未解明と言われると、まったく何もわかっていないようなイメージを受けてしまいますが、科学の世界で未解明の問題といった場合、おおよその検討はついているけれど、事実と認める証拠が足りないという状況がほとんどです。
「あの人が犯人に違いない、でも証拠が足りない」とコナンくんが言っているような状態ですね。
全身麻酔の原理については、1899年にドイツの薬理学者ハンスと、1901年にイギリスの生物学者チャールズが、脂質の溶解度が麻酔の効力を決定しているようだ、という研究を発表しています。
これはかなり賢明な結論で、今回の研究でも、細胞膜内で神経活性化などに関係している「脂質ラフト」という部分に着目しています。
これまで1世紀近くに渡って、医学研究者たちが細胞内の脂質になにかあるようだ、と考えながらも麻酔の効果との関係を決定できなかったのには、2つの要因があります。
1つは、目的の脂質の変化が小さすぎて見えなかったこと。もう1つは、多種多様な脂質の組織が複雑で、その機能が完全にわかっていなかったことです。
新たな研究は、この2つをクリアすることができたのです。
原因は脂質の無秩序化
問題を解く鍵の1つは、非常に小さい世界を見る新しい顕微鏡技術の登場です。
ノーベル賞も受賞した最新の顕微鏡技術を使った「STORM顕微鏡(確率的光学再構築顕微鏡)」は、普通なら見ることのできない光の波長より小さい分子などを観察できる超解像度顕微鏡です。
また、脂質の複雑な組織や機能についても、最近は多くの知見が集まっていて、研究を進めやすい状況になっていました。
今回の研究チームは、こうした技術と知見を用いて、細胞をクロロホルムに浸して観察を行いました。
するとGM1と呼ばれる細胞膜脂質クラスターが大きく広がったのです。
これは細胞内の秩序だった脂質ラフトが無秩序に変わっていくものでした。
この組織の変化を注目して見ていったところ、無秩序になるにつれてGM1は、内容物の酵素PLDを周りに放ちはじめました。
これは、まるでビリヤードの玉のように別の脂質クラスターへと弾かれていき、ニューロンの発火能力を抑える働きのあるクラスターを活性化させたということです。
研究チームは、この細胞の変化を生きた動物の中で確認するため、ショウジョウバエを使って実験を行うことにしました。
研究チームが試したのは、この脂質から出される酵素PLDの削除でした。すると、ショウジョウバエは麻酔の鎮静効果に耐性を得るようになったのです。
酵素PLDを削除したショウジョウバエは、通常通り効果を出すためには、麻酔薬が2倍必要になったのです。
続きはソースで
https://nazology.net/archives/61379
元スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1591067288/
46:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:18:43.87 ID:JjxFk4Mr0
>>1
意識とは何かって問題に切り込む?
79:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:26:18.17 ID:JZoHdGv10
>>1
ここから言えることはシナプスを通じて神経細胞から体全体に伝えられる
一部神経電流が油という絶縁体で阻害され伝わらないから
意識を深いレベルに抑え込まれる
だが脳幹はそれが防御されているから生体反応は維持されている!!
全身麻酔は脳幹の活動を止めないこと原則だ、
ここがまだ解明されては居ないようだ!!
91:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:28:35.17 ID:nu9DR2rt0
>>79
脳幹も脂質ラフトあるから影響受けるし不完全な理論だ。
3:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:09:12.00 ID:6H8GRS8J0
やってる人は楽しいのだろうな
4:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:09:13.49 ID:eWnmo2980
麻酔で堕ちると夢見ないよね
11:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:10:53.05 ID:U/WCZ6Ru0
>>4
ってか全身麻酔は一瞬だよ
17:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:12:13.27 ID:O89cIz7J0
>>4
寝てる訳じゃない
どっちかと言うと失神に近い
21:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:12:26.72 ID:N9wbrkMU0
>>4
なんだろうね。
「麻酔しますねー」しか覚えてなくて次の瞬間「終わってますよー」だもんな
あれはいい
28:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:14:10.54 ID:6UMF/7GU0
>>21
椎間板ヘルニアの手術で全身麻酔受けたが、
意識が戻った後に麻酔が消えるまで半日以上かかり、それが不安でしんどかった
74:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:25:26.37 ID:WGKetns90
>>28
骨折で下半身麻酔のはずが効きすぎて首から下動かなくなって
頸椎損傷だけは嫌だと思ったな
93:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:28:43.38 ID:5NZ6KB2h0
>>21
俺は手術の最中に麻酔が切れたわw
26:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:14:01.73 ID:NRkC+l540
>>4
弟が手術後に言ってたんだがザ・ワールドの時間停止食らったらこんな感じなんだろうなと実感してたな
37:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:16:36.33 ID:9vRibvrk0
>>26
そこはキングクリムゾン
71:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:24:57.25 ID:YNUxKMvD0
>>37
確かに。
ザ・ワールドはDIOだけが速く動ける
というイメージ。
キングクリムゾンは時間を飛ばされる。
まさに麻酔状態。
72:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:25:04.90 ID:oVRXhVTW0
>>4
時々痛いなーとか思って目覚めかけるんだけどまた引き戻されて
起きたら「よく寝てたね~」言われんだよね
75:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:25:36.01 ID:eOzrM+AQ0
>>4
めちゃくちゃ鮮やかで宗教的な夢見てたぞ。
目が開いてたらしく、モザイクが段々と現実世界になって意識取り戻した。
86:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:27:41.38 ID:Toz1FwoI0
>>4
俺は見た記憶がある
というか術後譫妄とか夢とどう違うんだろ
6:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:09:38.73 ID:N1TrHUn80
ノーベル賞を与える
78:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:25:55.11 ID:xl46kJKP0
>>6
確かに狙えるレベルだな。
8:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:10:28.58 ID:VPn1Ni7i0
思ってた答えと違う
9:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:10:28.96 ID:UCIFZsa70
理由がわからんが何故か効いてるから麻酔として使われてたというのは少し怖いな
個人差とか特に恐ろしい
12:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:10:57.17 ID:0FkPjiSG0
理由もわからず使ってたの???
36:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:16:26.25 ID:d9WNgXnh0
>>12
理由はわからないが利用する
大昔の科学なんてほとんどそんなもん
41:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:17:54.84 ID:9vRibvrk0
>>12
飛行機もそれに近いよ。
50:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:19:30.80 ID:8MbevFv20
>>12 こまけぇことはいいんだよ!1
82:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:26:29.60 ID:mKzaXfIm0
>>12
そんなの多いぞ
理論だけで実証できるなら治験は必要ないからな
14:名無しさん@2ろぐちゃんねる : 2020/06/02(火) 12:11:50.27 ID:RuzrEeOg0
子供のころ足の手術したとき全身麻酔だったらしいけど手術終わってからめっちゃ暴れてたらしい
でも全く記憶がなくてベッドで起きたとこからしか知らねえんだよな
医療って大体がそうだからな
最初から機序がわかってることのほうが少ない
今は知らんが俺が学んでた頃はロキソニンもどうして効くのか不明だったし
世界ではじめて全身麻酔での手術を成功させたのは、日本人の華岡青洲(はなおかせいしゅう)
青洲は漢方の一種である古方を学ぶ一方、オランダ流外科を修めるなど、最先端の医術を身に付けた。しかし、それは医術の限界を痛感することにもなった。たとえば乳がんは、切れば患者の命が危ういとされ、当時は外科治療の対象ではなかった。
乳がん切除のような大手術は、全身麻酔をしなければ患者は耐えられない。青洲は麻酔の研究を始めた。先人の用いた麻酔薬の処方を改良し、延べ十数人のボランティアの協力を得て有効性と安全性を確かめた。母親と妻が投与試験に参加したとも伝えられている。
そして、ついに1804年(文化元年)10月、青洲は六十歳の患者に対する乳がんの手術に挑んだ。患者に脚気(かっけ)と喘息(ぜんそく)があったため、40日以上もかけてそれらの治療を行うなど、青洲は慎重に手術前の準備を進めた。チョウセンアサガオを主成分とした「麻沸散(まふつさん)」による麻酔はよく効き、乳房から癌だけを摘出する手術は見事に成功した。